0歳児のあれこれ

0歳児の身体と精神は、すごい勢いで成長します!

本記事では、月齢別に赤ちゃんの成長段階を簡単に紹介します。

※成長の段階には個人差が大きいので一人一人にあったペースで進んで行きましょう。

0ヵ月

赤ちゃんの様子

一日の大半を眠って過ごす

昼夜の区別がないので、2~3時間くらいの周期で起きてミルクを飲んで寝ます。そして、よく泣きます。これは空腹感や不快感を全身で表現しています。

また、視力はとても弱く近くのものがぼんやり見える程度です。耳は生後すぐに聞こえており、大きい音には驚くので、やさしく声をかけてください。

ふれあいの例

◆目を合わせて話しかける

顔を近づけて優しく話しかけてみましょう。

赤ちゃんは、人の顔に興味を持つようで、色々な図形や絵を赤ちゃんに見せたところ、一番よく反応したのが、人間の写真や絵だったという実験があります。

お世話をする時や、機嫌の良さそうな時には「おむつ替えようね」「天気が良いね」など、積極的に話しかけてみてください。子どもとの信頼関係を作るのにも効果的です。

◆手のひらツンツン

赤ちゃんの手のひらを指でつついてみましょう。指をギュッと握ってきます。

赤ちゃんには、「原始反射」という機能があります。これは、赤ちゃんが生き残ることや成長していくために必要な動きで、運動機能の成長に大切なものです。

手のひらをツンツンして、うまく握れたら手の甲をさすると離してくれます。足の裏でも同じような反応が見られるので、繰り返しながら触れ合ってみましょう。

こうした触れ合いをすることで、周囲から入ってくる情報を少しづつ処理し、成長しています。

1ヵ月

赤ちゃんの様子

■よく泣くように

この頃はよく泣きます。泣き方も動物のような「キャァァァ」という「叫び声」も発することがあります。これは話すための呼吸法を習得する運動になっており、吐く息の強弱や長さを練習しています。

発声の練習として、不快でなくても泣くことが増えます。おくるみを使って心地よい振動を与えてあげることで泣き止むことも。

「あ~」「~う」など、声が出てくる赤ちゃんもいます。

この時期はまだ、夜泣きではなく昼夜の区別がついていないのが一般的です。個人差はありますが、本格的な夜泣きは半年ほど後からでピークは8~10ヶ月くらいです。

■手足を動かす

だんだんと筋肉も発達し、手足をよく動かすようになります。個人差はありますが、軽い掛布団だと、蹴り飛ばすことも。顔の向きも自分で変えられるようになるので、色や形のしっかりしたものをじっと見ることも。

ふれあいの例

なでたり、くすぐりコチョコチョ

寝ている赤ちゃんの足をくすぐったり、お腹を優しくなでる、うでや太ももをさするなど、体の色々な場所を触ってみましょう。

スキンシップをとるスキンシップを取ることで、赤ちゃんの皮膚感覚に良い刺激を与え、情緒的な安定にも繋がります。愛着の形成にも役立ちますので、楽しんで遊んでみてください。

音のおもちゃで遊ぼう

視力、聴力もだんだんと成長してくるので、音のなる方に顔を向ける姿も見られるようになってきます。

ガラガラなど、30cmぐらい離して動かしてみましょう。音色の違うおもちゃを使って、赤ちゃんと音の違いを楽しむのも良いかも。

マザリーズ

赤ちゃんと目を合わせ、マザリーズと言うゆっくりとした優しい声で「おむつかえましょうね」や「お腹がすいたのかな」「ミルク飲もうね」「天気が良いね」と実況中継のように話しかけてみましょう。

スキンシップをしっかりとってコミュニケーションを取ることで安心感が高まります。

2ヵ月

赤ちゃんの様子

よく目で追うように「追視」

生後2ヶ月になると、視力は0.1以下ですが、ぼやけていながらも人間の目、鼻、口といったパーツが少しづつ見えるようになってきます。また、三原色も区別できてきます。

顔を動かして動くものを追いかける「追視」も出来るようになります。

クーイング

声帯の声を出す器官が発達してくるので「あー」「うー」といった母音を使った声も出てきます。

これをクーイングと呼びご機嫌な時に多く聞くことが出来ます。

筋肉の発達

手足のバタバタも活発になり、首の筋肉も発達し首がすわり始めます。背中を使ってズリズリ動くこともあるので、段差のある場所からの転倒に注意しましょう。

うつ伏せに寝かせると、少しだけ首を持ち上げる赤ちゃんもいます。

また、赤ちゃんのカラダを起こして遊ぶときにはしっかりと首を支えてあげましょう。

睡眠

この頃は一般的に1日に14~15時間ほどの睡眠を取ります。段々と昼夜の区別もついてきます。

睡眠時間には個人差が大きいので、不安を感じるかもしれませんが、朝の陽の光を浴び、日中たくさん遊ぶ、夜は暗くして生活リズムを作って行くことで、睡眠リズムも整ってきます。

ふれあいの例

あのおもちゃはどこに!

顔を動かして動くものを追いかけることが上手になってきます。ガラガラや色の濃い、ものを左右に振ってみましょう。赤、青、黄、とくに赤色がおすすめ

また、動かしたおもちゃを赤ちゃんの体に優しく触れさせることで、感覚器官の刺激も与えられます。「おもちゃはどこかな~、、、お腹に来たね!」など声をかけながら遊ぶのも良いでしょう。

表情も豊かになり、あやすと笑うようになるので、話しかける、笑いかける、歌う、など色々なコミュニケーションを取ってみましょう。

刺激的な散歩を

生後2ヶ月~3ヶ月ごろの赤ちゃんは段々と外の世界にも慣れてきます。少しづつ外へ出る時間を増やしてみましょう。赤ちゃんのママも体調が安定していれば、一日に30分から1時間ほどの外出が出来ます。

外気や木々の匂い、話し声や車の音など、生活音も赤ちゃんにはとても刺激的です。家の庭や近所の公園に連れ出してみましょう。

注意として、紫外線の強い季節は、早朝から朝9時、15時から18時の外出にするなど、太陽の光が強い時間を避けてのお散歩が良いでしょう。

3ヵ月

赤ちゃんの様子

筋肉!首すわり

この頃は生まれた時から体重は2倍近くになり、筋肉もついてきます。手足の動きはより活発になり、首もすわってきます。

自分の頭を支えられるようになってくるので、首の動きをコントロールできるようになります。

運動発達は大きく分けて「首がすわる→おすわり→一人で立てる」と上半身から下半身へと発達していき、脳の発達の目安にもなります。多くの自治体では3~4か月ごろに乳児検診を実施しているので、自己判断でなく健診で小児科医に見てもらいましょう。

手を見つめて 「ハンドリガード」

生後3~4ヶ月になると、赤ちゃんは自分の手をじっと見つめることがあります。これはハンドリガードと言います。

英語で(hand)ハンド「手」とリガード(Regard)「注視する・じっと見る」と言う意味です。

ハンドリガードで見つめた手や指を口に持っていく動作が見られることもあります。指しゃぶりや拳しゃぶりもハンドリガードの一つです。

こういった行動をすることで、自分が見たものを自分の体の一部だと認識出来てきます。そうして段々と自分の手や腕を自在に動かせるようになります。

ふれあいの例

手足から音が?!正体は”ラトル”

音のする方に顔を向けられるようになり、手足の感覚も分かってくるので手首や足首に音の出るおもちゃを巻き付けて遊んでみましょう。

手首、足首用のラトルという音のなるおもちゃがあります。口に入れても良い物を清潔に保つことでつるつる、ザラザラ、ふわふわ、カチカチ、、、と口で材質を理解し、口や舌の感覚への刺激に繋がります。

手足をのびちじみ!

体を動かす手助けとして、仰向けの赤ちゃんの両手を持って、優しくそっと伸ばしたり曲げたりしてみてください。両足でもやってみましょう。体の動きに赤ちゃんが慣れて行けば、一人でも曲げ伸ばしできるるようになります。

転がしたり掴んだり

動くものを目で追えるようになるので、赤ちゃんの近くで色の濃いボールなど転がしてみましょう。

口に入らない大きさで、赤ちゃんでも掴めるようにオーボール等のおもちゃがおすすめです。

4ヵ月

赤ちゃんの様子

好奇心マシマシ

この頃は視野や聴覚も成長し、周りを見渡したくさんの物に興味を示します。手を伸ばして触ったり、掴んで感覚を確かめる姿も見られかも。口に運ぶこともあるので、誤って飲み込んでしまいそうな物は赤ちゃんの手の届かないところに置きましょう。

睡眠とよだれ

生後4ヶ月になると個人差はありますが、睡眠リズムが安定し始め、ママ、パパと同じ活動時間になってきます。

昼と夜の区別をつける為には、散歩がおすすめです。ベビーカー「首がすわったら縦抱っこも」で外を散歩してみましょう。寒暖の極端な環境でなければ2時間程度の外出も大丈夫です。紫外線を浴びることでビタミンⅾも生成されます。

この頃は消化機能が整ってくるのでよだれの分泌量が増えます。よだれを飲み込む力がまだ未熟な為、口からよだれが垂れてしますこともあります。よだれによる少しの刺激でも赤ちゃんのお肌トラブルになることもあります。こまめにタオルなどで拭いてあげましょう。

ふれあいの例

いないいないばあ!

あの有名な「いないいないばあ!」段々と人の顔を判別できるようになってきているので、赤ちゃんの見る力が育ちます。手で顔を隠して「いない、いない」「ばあ!」で顔を見せます。カーテンを使って隠れるのも効果的です。

鏡よ鏡…

昔から、赤ちゃんに鏡を見せると自閉症になるとか、目が悪くなる、水や川に落ちる、などと言われることがあります。しかし、これらは医学的根拠が無く、昔の人が割れる危険のある鏡から赤ちゃんを遠ざけるための迷信だと思われます。

むしろ鏡を見せることによって、表情の動き、行動等を視覚的に学習できます。

最初は自分が写っていると思わず、他の赤ちゃんだと思い笑いかけたり、「あー」「うー」っと話しかける姿も見られます。段々と鏡に慣れることで、うつっているのが自分だと認識し始めます。

使う鏡はママが使うような割れる危険性のある鏡は避け、大きめの手が届かない鏡面やおもちゃの鏡を使ってみましょう。

5ヵ月

赤ちゃんの様子

寝返り出来るかな?

段々と寝返りが出来る子が出てきます。しかし個人差があるので、あまり神経質に心配しなくても大丈夫です。

体の重さや着ている服にも左右される為、冬頃5ヵ月目を迎える赤ちゃんは遅めになることも。

この時期は、夜中に寝返るをして、うつ伏せになってしまう事があります。ベッドは硬めに、掛布団は赤ちゃんが自分で払いのけられるように軽めにしてください。

また、ぬいぐるみやクッションは周りに置かず、厚着も動きを妨げる原因になるので出来る限り避けましょう。

ベビーベッドがあればなお良し!赤ちゃんの転落防止や、寝かしつけの際にママ、パパが覆いかぶさってしまう事もあるので、柵は必ず上げておきましょう。

離乳食スタート!

離乳食の開始は生後5~6ヶ月から始まる場合が多いです。

母乳育児をしている場合は、鉄分やビタミンDが不足しやすくなってくるので、赤ちゃんの成長段階や体調を基準にしつつ適切な時期に離乳を開始しましょう。

赤ちゃんの離乳の為の準備としては、「首がすわる」「支えがあればお座りが出来る」「よだれが増える」といった姿が見られれば開始できます。病院が開いている日で、機嫌の良い日を狙ってリ昼食を開始してみましょう。最初は1日に1回、”潰しがゆ”小さじ1杯から行ってみましょう。

この頃は「食べる練習」の為の離乳食なので、ミルクや母乳でしっかり栄養を摂りながらやっていきましょう。

ふれあいの例

こちらをどうぞ

キラキラしたものや、原色の濃い物、柔らかい、硬い、音が出る、といった色々な素材のおもちゃを「はい、そうぞ~」「”○○のおもちゃ”どうぞ~」と渡してみましょう。少し高い位置、低い位置、横と色々な所から渡すこで、赤ちゃんの好奇心を刺激して行きましょう。

おいで~おいで~ こっちだよ~

赤ちゃんがうつぶせになっている時に、手の届きそうで届かない所に、赤ちゃんがお気に入りおもちゃを置いてみましょう。おもちゃに近づいて取ろうと体を動かすことで、ずりバイやハイハイの練習になります。「こっちだよ~」「あと、もう少し」などと声掛けなどしてコミュニケーションを取ってみましょう。

最初は少し手を伸ばすくらいから始め、段々とおもちゃとの距離を遠くするなどして、積極的に体を動かすタイミングを作って行きましょう。

6ヵ月

赤ちゃんの様子

座れる、、、かな?

生後6ヶ月になると、手を床についての「投げ座り」が出来るようになる赤ちゃんもでてきます。まだ長時間座ることは難しく、一瞬座って、二つ折りになったり両手を使ってバランスを取ったり、後ろや横に転がってしまう事も多いでしょう。転んだ時に、頭をぶつけないよう周りにクッションや座布団を置いて、近くで見守りましょう。

これまでより高い位置からの景色になったので、認知の幅も遊びの種類も一気に広がります。

白い歯がキラリ

成長の早い赤ちゃんだと、この頃から歯が生え始めます。口を開けて歯茎に小さく光る白いものが見えてくることも。

よだれが急に増えたり、口で「ブー」っと音を出す、歯茎を指で触る、といった姿が見られたら、歯が生えてくるサインの事があります。

赤ちゃんの歯が生え始めるのは、早い赤ちゃんだと3ヶ月くらいからです。遅いと一歳近くになって生えることもあり、個人差が大きいので焦らず見守ってあげましょう。

魔の6ヶ月?!

魔の6ヶ月とは、医療用語ではなく、育児の場所で、生後6ヶ月頃になると、赤ちゃんが夜泣きをしたり、急にぐずったりすることが増えることを言います。

個人差はありますが、この時期はママ、パパが悩まされるとこが多いです。

あまり神経質にならず、緊急でなければ少し泣かせておいたり、安全な場所で信頼のおける人に短時間みてもらうなどして、一息つけるタイミングも作りましょう。

ふれあいの例

お散歩、大好き~どんどん行こう

生後6ヶ月では寒暖差が激しくなければ2時間程の外出も大丈夫です。一人座りは安定しませんが、腰がしっかりしてくるので、ベビーカーの背もたれが高めでも座れるようになってきます。

視界が高くなる事で、今まで以上に広く遠くまで見える景色に好奇心が刺激されること間違いなしです。過ごしやすい季節や時間帯を狙って積極手に散歩に出かけてみてください。

ガブガブ、ガジガジ

早い赤ちゃんだと生後3ヶ月頃から歯が生え始めます。

今まで物をしゃぶったり舐めたりする姿も見られたかと思います。6ヶ月になると歯が生え始める赤ちゃんも増え、離乳食も始まるので歯がためを取り入れた遊びやおもちゃを使って行きましょう。

清潔な布や柔らかいタオル、おもちゃではシリコンや天然ゴム、木製など、色々な素材のものを使ってみましょう。

7ヵ月

赤ちゃんの様子

人見知り発動!

段々と知恵が発達してきて、ママ、パパ、家族など、身近な人と見慣れない人の違いがわかってきます。そのため、見慣れない人がいると、じっと見つめたり表情がこわばる、泣き出す姿が見られます。

遠くに住んでいる、おじいちゃん、おばあちゃん時にはパパにも拒否反応を示す赤ちゃんもいます。

これは、赤ちゃんの心の情緒と愛着が育ち、自分と他人、近しい人と見慣れない人、の違いがわかるようになり社会性が芽吹いた合図です。

うまく人見知りと付き合うコツは

・赤ちゃんの目を覗き込まない

・赤ちゃんに注目しない

・ママと仲良い姿を見せる。

・安心できる場所で会う

人見知りは人が嫌いなのではなく、赤ちゃんは他の人にとても興味があります。赤ちゃんのペースで積極的に人に会っていきましょう。

ふれあいの例

叩いたり掴んだり

生後7ヶ月は支えがあれば一人で座っていられるようになり、おもちゃを机や床に叩きつけて遊ぶとこがあります。下にタオルなど敷いて、いろいろなおもちゃを渡してみましょう。良い運動になります。

また、タライに浅く水を貼ってぱちゃぱちゃ水面を叩くのも水特有の感覚を味わえます。スーパーボールなど浮かべてアレンジするのも効果的です。

8ヵ月

赤ちゃんの様子

ずりずりハイハイ

段々と腹ばいになってずりずり進んだり、少しずつ床からお腹を離して両手両足ではいはいできる子も現れます。個人差も大きく移動がスムーズに行かなくても心配せずとも大丈夫です。

一生懸命、興味のあるところに向かって移動しています。洋服やおむつもはハイハイしやすい物に変えるのも効果的です。

指先も進化

指先がさらに進化し、小さいボタンや細い紐も掴めるようになってきます。指先を使う遊びを多く行うことで、思考力や記憶力の発達にも効果的です。

ふれあいの例

積み木であそぼ

積み木を使って、赤ちゃんの目の前で積み上げてみたり、崩してみましょう。興味を引くことが出来たら、赤ちゃんも自らの手にもって形や質感を味わうようになります。また、両手にもって打ち付けるしぐさも見られるかもしれません。

興味を惹くために、あまりに高く積み上げると落下した時に赤ちゃんの怪我につながることもあるので注意してください。

また、誤って飲んでしまうことも考えられるので、口に入らない大きさの積み木がおすすめです。

指先の特訓!

『ルーピングコースター』というワイヤーのジェットコースターにさまざまな色や形のビーズを通したおもちゃがあります。上下左右さまざまな動きを使って動かす為、とても良い刺激になるので、是非使ってみてください。

9ヵ月

赤ちゃんの様子

一人遊び、いたずらっ子に注意

この頃は一人で動き回れるようになり、興味の惹かれるまま、あっちこっちと移動して一人で遊ぶ姿が見られます。

興味を惹かれる物はおもちゃに限らず、油断しているとティッシュ箱からティッシュを引っ張り出したり、棚から本や雑貨を引っ張り出したり、家具を舐めるなどしていることも。

小さいもの摘めるようになってくるので、誤って飲み込んでしまうような小さい物、小銭や電池、タバコといった舐めてはいけないものは赤ちゃんの手の届かない所で厳重に保管しましょう。

ママが見えないとダメなんです。

この頃の赤ちゃんには目に見えているものが全てなので、ママの顔や姿が見えなくなると不安で泣いてしまうことがあります。「後追い」というもので、ベランダやトイレに行っただけで泣きじゃくったり、どこにでもついて来ようとします。

疲れてしまうかもしれませんが、これは一番強い絆を感じてくれている証拠です。大泣きしたときいは抱っこして「ここにいるよ〜」「帰ってきたよ〜」と安心させてあげましょう。

ふれあいの例

真似っこミラー

この頃は真似っこすることが「ばいばい」と手を振る動作や、「パチパチ」手を叩く動作、お辞儀や首を振るなど、周りの人の行動を真似して遊ぶ姿が見られます。赤ちゃんは繰り返しが好きなので、手を叩く動作など真似した時には同じ動作を繰り返してみたり、いつもはしない動きなどして、遊んでみましょう。

真似するのはどんな動きか、どんな気持ちになるのかなど、確かめようとする為で、自ら経験することで学ぼうとしています。

ティッシュ職人

空のティッシュ箱にハンカチ同士を結んで繋げて長い紐状にした物を入れます。片側の端っこを少し箱から出しておいて、赤ちゃんに引っ張ってもらいましょう。生活で使うティッシュを出されると困ることも多いので、箱から出してみたい欲求を解消してあげましょう。

10ヵ月

赤ちゃんの様子

つかまり立ち

生後10ヶ月になるとハイハイをマスターして、何かを支えに「掴まり立ち」や伝い歩きをする赤ちゃんも現れます。この頃はかなり個人差が大きいので出来なくても焦る必要はありません。

ちょっとずつでも着実に成長しています。焦らず見守っていきましょう。ふぇ

喃語なんこ言えるかな

段々と発声がうまくなり、「アンマアンマ」や「タッタタッタ」といった舌を使った発音ができる赤ちゃんも現れます。この時期は大人の使う短い単語「だっこ」「おはよ」など短い単語を理解いし始めます。「ワンワン」「かあか」「ぶーぶ」など子音と母音の連続する音からなる声「喃語」を話し始めます。

ふれあいの例

お布団登山

布団を重ねてなだらかな山を作ってみましょう。床にも一枚布団など敷いて山から転げても安全なようにしましょう。登ったり滑り降りたり、いつもと違う足場でパランス感覚を鍛えてみましょう。

はじめて絵本

物語を理解するのは、まだ難しいものの動物や食べ物、乗り物などの絵本であれば絵を見るだけでも十分楽しめます。大きくはっきりした色彩のものがおすすめです。

絵を指差しながら「ぶーぶーだ」「りんごだね」などと話しかけることで段々と単語も覚えられます。簡単な単語の絵本なら読み聞かせしてみるのも良いでしょう。

11ヵ月

赤ちゃんの様子

行動力アップ

11ヶ月になるとつかまり立ちや伝い歩き、一瞬であれば一人で立っていられる子も現れます。

また、ハイハイのスピードも上がり、階段を這い上がったり、椅子から机によじ登ることもあるでしょう。

個人差は大きいですが、赤ちゃんの動きがより多彩になってくるので、ケガをしないように注意して見てあげてください。

それはダメ!

色々なものに興味を示し、イタズラなどする子もでてきます。危険な物を遠ざけていても限界があります。また、変な使い方などしていて危険だと思った時はしっかり注意しましょう。

「これは熱いから触っちゃダメ!」「そこによじ登ったら危ないからダメ!」としっかり注意し止めましょう。そして、”ダメ!”した後は笑顔で一緒に遊んだり抱っこしてあげましょう。

赤ちゃんもどんな行動の時に、大人が真剣な怖い顔をするのか理解できるようになります。

ふれあいの例

押し車

つかまり立ちできるようになったら押し車がおすすめです。

木製のものやキャラクターがついている、音が鳴るなど様々な商品があります。また、段ボールや百均の商品でDIYすることも可能です。

指先の特訓!!

この頃には指先の力も強くなります。紙を破いたり、シールを貼ってみましょう。

絵本や書類を破きそうになることも、そんな時はいらないチラシや新聞を使ってビリビリ遊びをしましょう。

新聞は縦と横で切れ方が違います。グシャっと丸めたり、細かくちぎってみても良いでしょう。

シールもはがして、貼れるようになってきます。

百均の事務用の丸いシールがおすすめです。クリアファイルに貼ればまた剥がして使えます。

また、マスキングテープの端を折り返してクリアファイルに貼ることで、普通のシールとは違った感覚を楽しめます。

12ヵ月(1歳)

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