子どもの“できた!”が、毎日ちょっとずつ増えていくのが2歳児。
本記事では、2歳の成長と遊びを簡単に紹介します。
※成長の段階には個人差が大きいので一人一人のペースで進んでいきましょう。
2歳0ヶ月~2歳3ヶ月
子どもの様子
「イヤ!」が口ぐせになることも
自分の思いが出てきて、「イヤ!」「じぶんで!」みたいな主張が増えてくる時期です。まだうまく気持ちを言葉で伝えられないこともあって、かんしゃくを起こしたり泣いたりすることもあるって感じです。
2語文(「ママ きて」「ワンワン いた」など)が出るようになって、少しずつ会話も楽しめるようになってきます。
ふれあいの例
気持ちに共感する声かけ
「〇〇したかったんだね」「イヤだったんだね」みたいに、気持ちを言葉にして返してあげると、子どもも安心しやすいみたいです。
うまくいかないときも「どうしたらいいかな?」って一緒に考えるようにすると、気持ちの整理がしやすくなるって感じです。
2歳4ヶ月〜2歳7ヶ月
子どもの様子
やってみたい!がどんどん増える
服を脱いだり、靴を履いたり、身の回りのことを「じぶんで!」とやりたがるようになります。まだうまくできなくても、「やってみたい」気持ちが育ってるって感じです。
ごっこ遊びも始まって、ぬいぐるみやおもちゃで「ママのマネ」や「お世話ごっこ」をする姿も見られるようになります。
ふれあいの例
「できた!」を大切に
靴や帽子など、少し時間がかかっても待ってあげて「できたね!」と声をかけてあげると、自信につながっていきます。
おままごとやごっこ遊びも、一緒に楽しむとやりとりの力や想像力が育つのでおすすめです。
2歳8ヶ月〜2歳11ヶ月
子どもの様子
お友だちに興味が出てくる
まわりの子に興味を持ち始めて、一緒に遊びたがることも。とはいえ、まだ「かして」「どうぞ」は難しくて、おもちゃの取り合いになることも多いって感じです。
簡単なルールも少しずつ理解できるようになって、「順番」や「待つ」ことも、練習すればできるようになってきます。
ふれあいの例
気持ちを言葉で伝えるお手伝い
お友だちとのトラブルのときは、「今〇〇が使いたかったんだね」などと気持ちを代弁してあげましょう。言葉で伝える力を育てていくチャンスです。
おうちでも「順番だよ」「ありがとうって言ってみようか」と練習しておくと、集団の中でも安心して過ごせるようになっていきます。
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