赤ちゃんが生まれてから、あっという間に1歳、そして5歳へ。成長とともに定期健診もいろいろあって、「次はいつ?何するの?」と悩むことも多いですよね。
この記事では、0歳から5歳までの主な定期健診について、時期・内容・持ち物・よくある心配ごとなどをわかりやすくまとめました。
※お住まいの自治体によって実施時期や内容が異なることがあります。詳しくはお住まいの市区町村からの案内をご確認ください。
🔶 定期健診とは?
定期健診(乳幼児健診)は、子どもの健康状態や発達の確認を行う大切な機会です。
- 身体測定(身長・体重・頭囲など)
- 発育や運動・言語の発達チェック
- 視力や聴力などのスクリーニング
- 保護者の悩みや子育て状況の相談 など
病気を早期に見つけたり、気になる発達のサインに気づける貴重なタイミングです。
🗓 健診の主な時期と内容(目安)
時期 | 主な内容 |
---|---|
新生児訪問(〜生後4週) | 助産師や保健師の家庭訪問、体重・授乳などの相談 |
生後1か月健診 | 産院または小児科、身体全体の健康チェック |
生後3〜4か月健診 | 首すわり・体の左右差、視線の合い方などを確認 |
生後6〜7か月健診 | おすわり・寝返り・離乳食の進み具合など |
生後9〜10か月健診 | ハイハイ・つかまり立ち・人見知りなどの確認 |
1歳6か月健診 | 言葉の出方、指差し、歯科健診、発達全体の確認 |
3歳児健診 | 会話・社会性・視力・聴力検査、生活習慣の確認 |
※地域によって5歳児健診 | 就学前の最終確認として行う自治体も |
👜 健診に持っていくものチェックリスト
- 母子健康手帳
- 受診票・問診票(自治体から送付されるもの)
- 健康保険証・医療証
- おむつ・着替え・タオル・ビニール袋
- 飲み物・おやつ(待ち時間用)
- 替えのマスク(必要に応じて)
🧒 よくある検査内容
- 身体測定(身長・体重・頭囲)
- 運動発達:寝返り・おすわり・立つ・歩くなど
- 言語発達:音への反応、指差し、言葉の理解
- 社会性の発達:人見知り、親とのやりとり
- 歯科健診:虫歯の有無、かみ合わせ
- 視力・聴力検査(3歳頃〜)
💬 よく聞かれる質問・相談内容
健診では、問診や相談も大切なポイントです。たとえば…
- 食事の量や偏食
- 夜泣きや睡眠のリズム
- 言葉が遅い気がする
- 落ち着きがない
- 育児ストレスや不安感
一人で抱えず、ぜひ遠慮なく相談を。健診は「お母さん・お父さんの話を聞く場」でもあります。
❗もし「要観察」や「再検査」と言われたら?
健診では、発育や検査結果に対して「要観察」「再検査」の指摘があることも。でも、すぐに病気や障がいを意味するわけではありません。
- 成長には個人差が大きいため、経過観察が必要なケースが多いです。
- 必要に応じて専門機関に紹介される場合もあります。
心配しすぎず、まずは冷静に相談やフォローアップを受けましょう。
🧾 まとめ
乳幼児健診は、子どもの今を知り、これからを考える大切な機会です。
「何か気になるけど、病院行くほどじゃないかも…」という小さな気がかりも、健診で相談できます。
スケジュールの管理や持ち物の準備に迷ったら、このページをチェックリスト代わりに使ってくださいね。
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