教育や保育の内容、対象年齢、保育料の違いなど、気になるポイントをぎゅっとまとめました。

🎓認可保育園とは?
認可保育園は、国や自治体が定めた基準(施設の広さ、保育士の人数、安全面など)をクリアしている保育園です。
自治体に申し込みをして、利用の可否は「保育の必要性」に応じて決まります。
✅● メリット
- 保育料が所得に応じて決まるので、比較的安い
- 安全面や衛生面での基準がしっかりしている
- 保育士の配置人数が定められており安心感がある
- 行政の監督・指導が定期的に入るので信頼性が高い
⚠️● デメリット
- 申し込んでも入れないことがある(待機児童問題)
- 延長保育などに制限がある園も多い
- 送り迎えや書類の提出など、やや手続きが複雑な場合も
🏫無認可保育施設(認可外保育施設)とは?
無認可保育園とは、認可基準を満たしていない、あるいは独自の方針で運営されている保育施設のこと。(自治体の方針により認可されない場合も)
自治体を通さず直接契約し、保育料や運営方針も園ごとに異なります。
✅● メリット
- 空きがあればすぐに利用できる園が多い
- 独自の保育方針や教育プログラムがある(英語・モンテッソーリなど)
- 夜間保育や週末保育など、柔軟な対応が可能な園も
- 送り迎えの融通が利きやすい
⚠️● デメリット
- 保育料が高めのことが多い(助成がない場合も)
- 保育の質や安全性が園ごとに大きく異なる
- 行政の監査は任意なので、チェック体制に差がある
※「認可外保育施設指導監督基準」があり、原則として年1回の立ち入り調査あり。
🤔結局どっちがいいの?選ぶときのポイント
認可・無認可、どちらにもメリットとデメリットがあります。
一番大切なのは「自分たちの生活スタイルや子どもの性格に合っているかどうか」
選ぶときはここをチェック!
- 自宅や職場からの距離・通いやすさ
- 保育方針が家庭の考えと合っているか
- 子どもが安心して過ごせそうか(見学は必ず)
- 保育士さんとの相性や雰囲気
「無認可だから不安…」と思われがちですが、質が悪いというわけではありません。
立地条件や建物の構造など、市町村の都合や制度上の理由で認可を取れないケースも多くあります。
実際には、保育士の配置や保育内容に力を入れている優良な無認可施設もたくさん。
むしろ、柔軟な保育時間や独自の方針を魅力に感じて選ぶ家庭もあります。
📌まとめ
認可園と無認可園、それぞれに違った良さがあります。
「料金だけ」「名前だけ」で決めず、実際に見て、話して、納得して選ぶことが大切です。
保育園選びは、家庭の暮らしを支える大事な土台。
「うちに合う園」を、焦らずじっくり探してみてくださいね。
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