ある日突然、夜中に何度も泣くようになった…。
「これって“夜泣き”?」「いつまで続くの?」「どうしたら寝てくれるの?」
夜泣きは、0歳育児の中でもとくにしんどいと感じやすい壁です。
この記事では、夜泣きのよくある原因と、少しでもラクになるための対策、
そしてママ・パパ自身の心を守るための考え方をまとめました。
🕒 夜泣きっていつから始まるの?
- 一般的には 生後6か月前後から始まる子が多い
- でも、生後3〜4か月で始まる子もいれば、1歳近くまでない子も
- 寝つきがよくても、ある日突然始まることも
✅「夜泣き」は成長の一環と捉えると少し気持ちが軽くなる
🧠 夜泣きの主な原因とは?赤ちゃんが泣く5つの理由
赤ちゃんの夜泣きには、いくつかのよくある原因があります。どれか1つとは限らず、複数の理由が重なっていることも。ここでは代表的な5つの原因を、分かりやすく紹介します。
- 睡眠リズムがまだ未成熟(昼夜の区別がつきにくい)
- 脳が急成長中で神経が敏感に
- お腹がすいている or オムツの不快感
- 日中の刺激(人混み・環境の変化など)
- 歯ぐずり(歯の生え始めのムズムズ)
① 睡眠リズムがまだ未成熟
赤ちゃんは生後3〜4ヶ月頃まで、昼と夜の区別がついていません。
大人のような「夜は眠る・朝は起きる」という体内時計が整っていないため、夜中でも目が覚めてしまい泣くことがあります。
🍼 ポイント
- 朝はしっかり太陽の光を浴びさせると、体内リズムが整いやすくなります。
② 脳が急成長中で神経が敏感に
赤ちゃんの脳は、目まぐるしく成長中。
そのため、神経が過敏になっていて、ちょっとした音や光でも目が覚めやすい状態です。
🍼 ポイント
- 落ち着いた環境で寝かせてあげることが大切です。
③ お腹がすいている or オムツの不快感
お腹がすいた、オムツが濡れて気持ち悪い…など、基本的な不快感も夜泣きの原因になります。
特に新生児期〜6ヶ月頃までは、夜中でも空腹になることが多いです。
🍼 ポイント
- 授乳の間隔やオムツの状態をこまめにチェックしてみましょう。
④ 日中の刺激(人混み・環境の変化など)
外出や来客などで、赤ちゃんにとって刺激の多い1日だった場合、夜にそれを整理しきれず、眠りが浅くなることがあります。
🍼 ポイント
- 赤ちゃんにとって「いつも通りの安心できる環境」を意識してみましょう。
⑤ 歯ぐずり(歯の生え始めのムズムズ)
生後6ヶ月頃から始まる「歯ぐずり」は、歯が生えてくるムズムズ感で不快になり、夜中に泣いてしまうことがあります。
🍼 ポイント
- 歯固めおもちゃや冷たいタオルなどで、口の不快感をやわらげてあげると◎
🛠 対応策|できること・やってみたいこと
夜泣きの原因はさまざまですが、どれも「これをすれば必ず泣き止む」という正解はありません。
赤ちゃんによって合う方法も違うので、「うちの子はこれで落ち着くかも?」と試す気持ちで取り入れてみましょう。
① 授乳やおむつの確認(まずはベーシック)
飲ませる・替えるだけで落ち着くこともあります。まずは基本をチェック。
② 静かな環境にして抱っこ・ゆらゆら
抱っこで歩いたり、おんぶで揺らすと寝やすい子もいます。
③ ホワイトノイズ・胎内音・ゆるい音楽を試す
無音よりも“環境音”の方が安心する子も。専用アプリや音楽配信も便利。
④ 寝る前のルーティンをつくる(寝かしつけの習慣化)
毎日同じ流れで「これから寝るんだよ」と伝えることが、体内時計の育ちを助けます。
例:お風呂 → 授乳 → 絵本 → 音楽 → 就寝
⑤ ベビーマッサージや日中の活動でリズム調整
昼間によく体を動かすと、夜ぐっすり眠れることも。赤ちゃん向け体操やお散歩もおすすめ。
😣 どうしても寝ないとき|無理しないでほしいこと
- 「泣き止まない=自分のせい」じゃない
- 一時的に安全な場所に寝かせて、ママは深呼吸してOK
- パパや家族と分担・交代しながらやることが大事
- どうしてもつらいときは、保健師・小児科などに相談を
🧾 まとめ
夜泣きは、いつかは終わります。
でも、毎晩泣かれると本当につらいですよね。
赤ちゃんが泣いているのは、「不安だよ」「甘えたいよ」という気持ちの表れ。
ママ・パパが頑張りすぎないことも、子育てにおいてとても大切です。
少しでも心がラクになりますように。
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