4歳児のあれこれ

“なんで?”が止まらない、好奇心まっさかりの4歳児。

本記事では、4歳の成長と遊びを簡単に紹介します。

※成長の段階には個人差が大きいので一人一人のペースで進んでいきましょう。

子どもの様子

「自分は自分!」という意識が強くなる

4歳前半の子どもは、「自分で考えて、自分で決めたい」という気持ちがグッと強くなってきます。「これはぼくの考え!」「〇〇ちゃんはちがうよね」など、自分と他人の違いにも気づくようになるって感じです。

言葉の理解もかなり進み、相手の気持ちを想像することも少しずつできるようになります。「○○ちゃん、かなしいんじゃない?」と他者の感情に目を向ける場面も見られるようになります。

また、身体のバランス感覚も発達してきて、片足立ちやジャンプ、走りながらの方向転換なども得意になってきます。

ふれあいの例

「どう思った?」と気持ちを聞いてみる

「楽しかった?」「びっくりした?」など、経験したことに対して気持ちを言葉にする機会を増やしてあげると、感情表現がより豊かになっていきます。

また、「あの子はどう感じたかな?」と相手の立場を想像する質問を投げかけるのもおすすめです。まだ正しく答えられなくても、「考えてみる」ことが大事って感じです。

体の使い方を楽しもう

公園でのかけっこ、ケンケンパ、縄跳びの「跳ぶ・バランスをとる・止まる」といった動きをたくさん取り入れて、楽しみながら運動能力を伸ばしていきましょう。大人が一緒にやってあげると、すごく張り切ってくれると思います。

4歳6ヶ月〜4歳11ヶ月(後半期)

子どもの様子

「どうして?なんで?」の探求モードが爆発

4歳後半になると、頭の中で「なぜ?」を組み立てる力が育ちます。「どうして空は青いの?」「時計ってなんで動くの?」といった大人顔負けの質問がどんどん出てくる時期です。知的好奇心がグッと深くなるって感じです。

また、空想やごっこ遊びのストーリーも複雑になり、「お医者さんと患者さん」「スーパーヒーローごっこ」など、役割を決めて遊ぶようになります。

社会性も伸びて、「順番」「ルール」「協力」などの大切さも少しずつ理解できるようになってきます。とはいえ、まだまだ感情が先走ることも多く、トラブルも起きやすい時期です。

ふれあいの例

「一緒に調べよう」が知的好奇心のカギ

質問に答えられなくても、「じゃあ一緒に図鑑で見てみようか」「今度図書館で探してみよう」と、調べ方や学び方を一緒に経験していくのが大事です。

知識を与えるだけじゃなく、子どもが「知りたい!」と感じた気持ちを大切にして伸ばしていくと、探求心や学ぶ楽しさがぐんと育っていきます。

トラブルの時こそ社会性のチャンス

お友だちとのトラブルがあったときは、「どうして怒っちゃったのかな?」「あの子はどう思ったかな?」と一緒に振り返ることで、相手の気持ちやルールの大切さに気づくチャンスになります。

まだまだ完璧にはできなくて当然。失敗しながら学んでいく時期なので、「○○しようとしてたんだね」「それは困っちゃうよね」と気持ちに寄り添いつつ、少しずつ伝えていくのがいい感じです。

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